[2005.04.29]
  規範


 ▼P2p population almost doubled(p2pnet.net)【英語】
  http://p2pnet.net/story/4670


 ファイル共有を規制しようなんてムダなことをいまだに続けている人間は,明治憲法を守れと云っているようなものだ。わたしたちは,いま,の法を守ればよい。それがネットワークでずっと生きていくための,唯一の規範だ。

quote:レコード会社は,ファイル共有が減少して有料の音楽配信が伸びていると報告しているが,本当の真実は正反対である。2000年からピア・トゥ・ピア(P2P)ファイル共有への参加人数を追跡しているスライク・コムの記事では,2005年3月の調査結果は2003年1月の倍にふくれ上がった。その間に1万人近い人間を著作権違反として訴えているにもかかわらずだ。ファイル共有に対する関心はとどまることなく続き,消え去ることはありえないようだ。

 日本の音楽業界がどんな報告を出しているのかわたしは知らないが,米国のレコード会社とおんなじような,うそを口走っているのは想像できる。そして,実際のファイル共有の稼働率も米国同様か,それ以上になっていることは肌でわかる。つまり,なんらかの規制をもくろんでいる人間がやっていることが,ファイル共有を減らしたことはかつて一度もないし,今後も未来永劫あり得ない。もし,それを行おうとするのなら,すべての人間がネットワークへの接続を一切行えないように規制するしかないからだ。

 多くの人がブログを作成しているが,ブログなどのウェブページとファイル共有は,実際のところなにも違いがない。すべてのウェブページは情報の共有のためにあり,そこに載せていい情報と載せてはいけない情報は,倫理観の問題以外あり得ない。ファイル共有をなくせと発言することは,ブログを全部潰せと云うことと同じである。そんなことが不可能なのは,よほどのバカでない限りわかっているはずだ。映画であれ音楽であれソフトウェアであれ,すべての価値あるものはネットワーク上で共有され,必要としている人の手元に運ばれる。なにもおかしいことではない。ネットワークとは,最初からそのためにあるのだから。

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